画像全体の参照では、位置が合わない
Sunburstでも、前の画像を丸ごと参照させるだけでは布・線・影が再配置されました。デザインの雰囲気が揃っても、接続位置は別問題です。
条件を整えれば、実用的な見た目までつなげられる。
前の画像の端を次のキャンバスに置き、境界も含めて編集する。6セクションを生成し、1枚の縦長画像に合成しました。
「似た画像を並べる」だけでは、つながらない。成功例・失敗例・残った限界を、実画像で確認できます。
FICTIONAL BRAND / NAGISunburstでも、前の画像を丸ごと参照させるだけでは布・線・影が再配置されました。デザインの雰囲気が揃っても、接続位置は別問題です。
前セクションの下320pxを次の画像の上に置き、残りを編集。Sunburstでは初回から自然な布のつながりと日本語を生成できました。
端がよく似ていても、そのすぐ下に切り替わり線が残ることがあります。内蔵imagegenの初回はこの問題があり、2回の局所修正で改善しました。
同じヒーローから次セクションへ。左は独立生成の直結、右は各方式の重なり合成です。生成画像の内部に残る切れ目も見える範囲を表示しています。画像を押すと原寸で開きます。
| 方式 | 参照領域の差 MAE ↓ | 観察した結果 |
|---|
MAE:前画像の下320pxと出力の上320pxを対応させ、そのうち上160pxのRGB絶対差を平均。0〜255、低いほど一致。高周波ノイズの影響を抑えるため測定時だけ半径2pxで平滑化。完成画像はぼかしていません。知覚的な品質点数・成功確率ではありません。
布・植物の影・細い銅線を共通モチーフに、昼の森から夜の暮らしへ。完成画像は1,024 × 7,616 px。表示も1枚の画像なので、CSSの帯やグラデーションによる継ぎ目隠しはありません。

枠内をスクロールできます。両版とも先頭は内蔵imagegenで作った共通ヒーロー。Sunburst版はセクション2〜6をAPIで生成。接続位置の表示は合成経路の中央位置の目安です。
| 経路 | 実際に指定したモデル | 今回の観察 | 初回編集の実測時間 |
|---|---|---|---|
| 内蔵imagegen | ツールが内部モデル名を返さない | 6セクション。最初の境界のみ2回修正。正確なモデル名は断定しない。 | 約56秒 ※ツール全体 |
| OpenAI Image API | gpt-image-2.5-sunburst / high | 独立生成・全体参照・配置+マスクを比較。5回連続編集で長尺化。 | 42.6秒 |
| OpenAI Image API | gpt-image-2.5-flare / high | 同じガイド・マスクで接続部を1回検証。日本語と布の接続は良好。 | 23.4秒 |
| Cloudflare Workers AI | @cf/black-forest-labs/flux-2-klein-9b | 独立生成・参照編集・修正を実行。参照編集の日本語と内部境界が不合格。 | 4.58秒 |
各時間はこの1試行の値であり、一般的な速度順位ではありません。OpenAIは1,024×1,536 PNG、Cloudflareは同サイズのJPEG、参照は331×496に縮小・seed 42。品質設定・参照解像度・出力形式・プロンプトが異なるため、公平なモデル性能ベンチマークではありません。Flareも混同を避けて別途実行しました。
Sunburstの同条件再生成を確認中。
小標本の制作実験。数百枚の一括生成、並列時の制限、長時間運用の成功率までは測っていません。
内蔵ツールとCLIがこの実行で返した情報からは、OpenAIの実消費トークン・確定請求額を取得できませんでした。枚数だけから金額を断定していません。
公式のSunburst画像出力単価は100万トークンあたり30ドル。Cloudflareの従量単価は末尾の公式資料を参照。ホスティングの請求額も未照合です。
今回は6節。布、影、銅線、光の方向、色を固定。文字や商品が接続範囲をまたがないようにします。淡い背景だけでなく、線と布目のある難しい境界も使いました。
出力サイズは1,024×1,536。未生成部は灰色。単に「続きを作って」と依頼せず、守る位置と編集する範囲を画像そのもので指定します。
Sunburstは最初の接続で上256px、以降は上192pxを不透明マスクで保護し、残りを編集。マスクは厳密なピクセル固定ではないため出力も比較します。内蔵ツールでは指示文で保持範囲を指定しました。
上32〜160pxの範囲で画素差が小さい切断経路を選び、前後の画像を二値で接続。経路は隣接列で最大2pxだけ上下します。透明度によるぼかし、色補正、拡大・変形は使っていません。
数値と原寸拡大に加え、PCとスマートフォン幅で表示を確認。画像としてはつながっても、布の反復、行間や文字サイズの揺れ、細い線の終わり方は編集判断として残ります。
実行プロンプト集(JSON) / 生の測定値(JSON) / 生成物と実行記録(JSON) / 検証レポート(Markdown)
仕様確認日:2026年9月9日。記載した所見・数値はこの実験の観察結果で、モデル全般の性能評価ではありません。